日本銀行の政策変更などにより、長らく続いた超低金利時代が転換点を迎えつつあり、住宅ローンの金利は上昇傾向にあると言われています。毎月の返済額が増えるかもしれないという不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。
このような金利変動の時期に有効な防衛策となるのが、住宅ローンの借り換えです。現在契約している住宅ローンから、より金利の低い別の金融機関のローンに借り換えることで、毎月の返済額や総支払額を数百万円単位で軽減できる可能性があります。
本記事では、金利上昇局面の現在において住宅ローン借り換えを成功させるための損益分岐点の目安や、事前に知っておくべき注意点について詳しく解説します。
住宅ローンを借り換える最大の目的は月々の返済負担を軽くすることですが、それ以外にも家計の安心につながるさまざまなメリットが存在します。ここでは大きく3つの利点をご紹介します。
・総返済額の軽減:低い金利への借り換えにより、利息負担を大幅にカットできる可能性があります。住宅ローンの借り換えには大きなメリットがある一方で、新しくローンを組むための諸費用がかかります。そのため、諸費用を支払ってでもトータルでお得になる「損益分岐点」を見極めることが非常に重要です。以下の3つの条件は、一般的に借り換えを検討する上での目安として、ご自身の状況と照らし合わせてみてください。
これらを満たしている場合、諸費用を差し引いても借り換えのメリットが出る可能性が高いと考えられます。ただし、これらの数値はあくまで目安であり、個別の状況によって最適な判断は異なります。必ずシミュレーションで確認しましょう。
住宅ローンの借り換えには、現在の住宅ローンを一括返済する手続きと、新たな住宅ローンを組む手続きが同時に発生するため、まとまった諸費用が必要になります。どのような費用がかかるのか、そして審査における注意点を確認しておきましょう。
住宅ローンの借り換えは、思い立ったときにいつでもできるわけではなく、最適なタイミングを見計らうことが大切です。損をしないためにも、以下のような節目で一度シミュレーションを行ってみることをおすすめします。
ここまで、住宅ローン借り換えのメリットや損益分岐点の目安、注意点について解説してきました。金利が変動する局面では、現状のローンをそのままにしておくことが必ずしも正解とは限りません。
借り換えによって総支払額を大きく減らせる可能性がある一方で、変動金利と固定金利のどちらを選ぶべきか、団信の保障はどこまで必要か、諸費用を含めた正確なシミュレーションはどうすればよいかなど、ご自身だけで最適な判断を下すのは難しい場面も多いでしょう。
住宅ローンの借り換えは、これからの人生における資金計画を再設計する大切な機会です。 「自分の場合は借り換えたほうがお得なのだろうか」「今の家計にはどのローンプランが合っているのか」といったお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度、住まいとお金の専門家に相談してみることをおすすめします。
カシワバラ・アシストでは、住宅ローンや資金計画に関する専門知識を持ったアドバイザーが、お客様一人ひとりのライフプランや家計の状況に丁寧に寄り添い、将来を見据えた最適なローンの見直しプランをご提案いたします。無料相談へお気軽にお問い合わせください。